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ダガヤサンドウは”人が繋がる場所”。ターミナル社が描くこの街の未来とは

「ダガヤサンドウTIMES」のコンセプトづくりやデザインを手がけた
ターミナル社にインタビュー

ダガヤサンドウに拠点を置く企業や団体が思うエリアの魅力、そしてこの街で仕掛けようとしている企画とは。ダガヤサンドウに関わりのある方々へのインタビュー企画がスタート!第一回目は、サニーサイドアップと共に「ダガヤサンドウTIMES」のコンセプトづくりやデザインを手がけた株式会社ターミナルのみなさんにお話を伺いました。

「社名の由来は空港が好きだったから(笑)。ダガヤサンドウ歴は5年目」

代表取締役 中田 嘉生さん

―まず、ターミナルさんが手がけている事業を教えてください。
代表取締役 中田 嘉生さん(以下、中田さん)「株式会社ターミナルは、デザイン、プランニング、プロデュースが大きな柱となっているデザイン会社です。クライアントのみなさんの要望を噛み砕き、コミュニケーションプランを立案し、グラフィックデザインやコピーライティングを通じて具現化しています。

会社名『ターミナル』の由来は、僕が昔から空港が好きだったから(笑)。空港には無駄なものが無く、来た人がスムーズに移動できる場所です。機能的であるがゆえに美しい。空港という空間が、もともと僕が思っていた“いいデザイン”の考え方に合致していたんです。2018年で設立5年目。代々木で創業したのですが、北参道、千駄ヶ谷と場所を移してきたので、ダガヤサンドウ歴は5年ですね」

「ダガヤサンドウは時代的にも“ホット”な場所」

プロデューサー 飯塚 鉄平さん

―千駄ヶ谷・北参道エリアでの働きやすさはどうですか?
プロデューサー 飯塚 鉄平さん (以下、飯塚さん)「仕事をする環境はいいですね。モノもありすぎず、無さ過ぎずで。渋谷や新宿に比べて情報がありすぎないので、外に出掛けると色んなものが目に入り、新たな“気付き”もあります。バランスがいい街です」

中田さん「表参道、赤坂、青山など都内の主要スポットにも近いしね」

デザイナー 遠藤 万里江さん(以下、遠藤さん)「主要スポットに近い割に、街自体は落ち着いています。副都心線など、複数の路線が通っているので便利ですよね」

飯塚さん「クライアントの方もよくいらっしゃるのですが、このエリアを気に入っていただいています。実は、弊社の窓からは新国立競技場が目の前に見えるんです。建設中の様子も見えて、本当に時代的に“ホット”な場所で働いているなと思いますね」

「注目スポットは、近くのスーパーです(笑)」
デザイナー 遠藤さん(右)

―みなさんがダガヤサンドウで注目しているスポットを教えてください。

飯塚さん「北参道駅の近くに出来た、「andMade(アンドメイド)」という服作りができるワークスペースが気になりますね。ミシンと裁縫道具が置いてあって、まるで自分で服を作れる工房みたいですよ」

遠藤さん「私は会社近くのスーパーです(笑)。最近はそのスーパーで食材を買って、社員に夕食をふるまったりもしているんですよ」

中田さん「僕は『ヘンドリクス』さんというカレー屋ですね。他にも、和食居酒屋の『がらり』さんや、『ほそ島や』さんというお蕎麦屋も社内で人気です。知る人ぞ知る、美味しい飲食店が多いですね」

「街全体をコミュニティにしていきたい」

―2020年を迎えるにあたり、ますます注目が集まるダガヤサンドウ。みなさんは、この街をどんな街にしていきたいですか?

飯塚さん「僕たちターミナルのテーマのひとつは、“人が集まる場所”。仕事を通じてさまざまな方と交流していますが、それが街単位に広がると面白いですね。この街に関わる方々全員が友達、みたいな(笑)。そういったコミュニティから新しい発想が生まれると思うんです。会社という枠組みだけに頼らない、街全体のコミュニティが生まれると面白い。このオフィスでも交流会を実施することもあるんですが、50人位集まることもありますしね」

中田さん「新国立競技場の建設を始め、ダガヤサンドウという街が日々変化していく様子をみているのは面白いですね。僕たちのようなクリエーターや、ものをつくる人と親和性が高い街なのかも知れない。肩の力が抜けた、それでいてお洒落なスポットは都内でも中々ありませんしね。ポートランドのように、色んな人が集まる街、個性のある街にしていきたいですね」

「ダガヤサンドウは、人と人とが繋がる場所」

―最後に、ダガヤサンドウを一言で表すと?
飯塚さん「『第二のホームタウン』ですかね。居る時間が長いけど、それが全然嫌にならない。普段着でいられるような街ですね」

遠藤さん「ずばり、『ターミナル』。色んな所にアクセスができる場所。かわいい飲食店や女の子が行きたくなる可愛いスポットがある一方で、将棋会館など文化的な建物も多い。空港のように、色んな人が行き交う場所だと思います」

中田さん「『穴場』ですね。いいところなのにまだ多くの人にバレていない。今後情報を発信していって、人に集まって欲しい気持ちもありつつ、人に教えたくないなという気持ちも半分(笑)。僕にとってダガヤサンドウは、肩肘貼らずに、自然でいられる場所。そこから人と人が繋がって、新しいエネルギーをこの街から生み出していけると嬉しいですね」
「ダガヤサンドウTIMES」をサニーサイドアップと共に立ち上げたターミナル社。「ダガヤサンドウは人と人とが繋がる場所」という言葉が印象的でした。2020年には全世界から人々が集まるダガヤサンドウ。多くの人々が行き交う、まさに“ターミナル”となるこの街の未来が楽しみでなりません。

DATA

「ダガヤサンドウTIMES」のコンセプトづくりやデザインを手がけた<br />
ターミナル社にインタビューダガヤサンドウに拠点を置く企業や団体が思うエリアの魅力、そしてこの街で仕掛けようとしている企画とは。ダガヤサンドウに関わりのある方々へのインタビュー企画がスタート!第一回目は、サニーサイドアップと共に「ダガヤサンドウTIMES」のコンセプトづくりやデザインを手がけた株式会社ターミナルのみなさんにお話を伺いました。「社名の由来は空港が好きだったから(笑)。ダガヤサンドウ歴は5年目」代表取締役 中田 嘉生さん<img class=”alignnone wp-image-205 size-medium” src=”http://dagayasando.jp/wp/wp-content/uploads/2018/08/4175966-900×675.jpg” alt=”” width=”900″ height=”675″ data-mce-src=”http://dagayasando.jp/wp/wp-content/uploads/2018/08/4175966-900×675.jpg” />―まず、ターミナルさんが手がけている事業を教えてください。<br />
代表取締役 中田 嘉生さん(以下、中田さん)「株式会社ターミナルは、デザイン、プランニング、プロデュースが大きな柱となっているデザイン会社です。クライアントのみなさんの要望を噛み砕き、コミュニケーションプランを立案し、グラフィックデザインやコピーライティングを通じて具現化しています。会社名『ターミナル』の由来は、僕が昔から空港が好きだったから(笑)。空港には無駄なものが無く、来た人がスムーズに移動できる場所です。機能的であるがゆえに美しい。空港という空間が、もともと僕が思っていた“いいデザイン”の考え方に合致していたんです。2018年で設立5年目。代々木で創業したのですが、北参道、千駄ヶ谷と場所を移してきたので、ダガヤサンドウ歴は5年ですね」「ダガヤサンドウは時代的にも“ホット”な場所」<img class=”alignnone wp-image-206 size-medium” src=”http://dagayasando.jp/wp/wp-content/uploads/2018/08/4175976-900×675.jpg” alt=”” width=”900″ height=”675″ data-mce-src=”http://dagayasando.jp/wp/wp-content/uploads/2018/08/4175976-900×675.jpg” />プロデューサー 飯塚 鉄平さん―千駄ヶ谷・北参道エリアでの働きやすさはどうですか?<br />
プロデューサー 飯塚 鉄平さん (以下、飯塚さん)「仕事をする環境はいいですね。モノもありすぎず、無さ過ぎずで。渋谷や新宿に比べて情報がありすぎないので、外に出掛けると色んなものが目に入り、新たな“気付き”もあります。バランスがいい街です」中田さん「表参道、赤坂、青山など都内の主要スポットにも近いしね」デザイナー 遠藤 万里江さん(以下、遠藤さん)「主要スポットに近い割に、街自体は落ち着いています。副都心線など、複数の路線が通っているので便利ですよね」飯塚さん「クライアントの方もよくいらっしゃるのですが、このエリアを気に入っていただいています。実は、弊社の窓からは新国立競技場が目の前に見えるんです。建設中の様子も見えて、本当に時代的に“ホット”な場所で働いているなと思いますね」「注目スポットは、近くのスーパーです(笑)」<br />
<img class=”alignnone wp-image-204 size-medium” src=”http://dagayasando.jp/wp/wp-content/uploads/2018/08/4175101-900×675.jpg” alt=”” width=”900″ height=”675″ data-mce-src=”http://dagayasando.jp/wp/wp-content/uploads/2018/08/4175101-900×675.jpg” />デザイナー 遠藤さん(右)―みなさんがダガヤサンドウで注目しているスポットを教えてください。飯塚さん「北参道駅の近くに出来た、「andMade(アンドメイド)」という服作りができるワークスペースが気になりますね。ミシンと裁縫道具が置いてあって、まるで自分で服を作れる工房みたいですよ」遠藤さん「私は会社近くのスーパーです(笑)。最近はそのスーパーで食材を買って、社員に夕食をふるまったりもしているんですよ」中田さん「僕は『ヘンドリクス』さんというカレー屋ですね。他にも、和食居酒屋の『がらり』さんや、『ほそ島や』さんというお蕎麦屋も社内で人気です。知る人ぞ知る、美味しい飲食店が多いですね」「街全体をコミュニティにしていきたい」<strong><br />
<img class=”alignnone wp-image-209 size-medium” src=”http://dagayasando.jp/wp/wp-content/uploads/2018/08/4176211-900×675.jpg” alt=”” width=”900″ height=”675″ data-mce-src=”http://dagayasando.jp/wp/wp-content/uploads/2018/08/4176211-900×675.jpg” /></strong>―2020年を迎えるにあたり、ますます注目が集まるダガヤサンドウ。みなさんは、この街をどんな街にしていきたいですか?飯塚さん「僕たちターミナルのテーマのひとつは、“人が集まる場所”。仕事を通じてさまざまな方と交流していますが、それが街単位に広がると面白いですね。この街に関わる方々全員が友達、みたいな(笑)。そういったコミュニティから新しい発想が生まれると思うんです。会社という枠組みだけに頼らない、街全体のコミュニティが生まれると面白い。このオフィスでも交流会を実施することもあるんですが、50人位集まることもありますしね」中田さん「新国立競技場の建設を始め、ダガヤサンドウという街が日々変化していく様子をみているのは面白いですね。僕たちのようなクリエーターや、ものをつくる人と親和性が高い街なのかも知れない。肩の力が抜けた、それでいてお洒落なスポットは都内でも中々ありませんしね。ポートランドのように、色んな人が集まる街、個性のある街にしていきたいですね」<img class=”alignnone wp-image-207 size-medium” src=”http://dagayasando.jp/wp/wp-content/uploads/2018/08/4176012-900×675.jpg” alt=”” width=”900″ height=”675″ data-mce-src=”http://dagayasando.jp/wp/wp-content/uploads/2018/08/4176012-900×675.jpg” />「ダガヤサンドウは、人と人とが繋がる場所」―最後に、ダガヤサンドウを一言で表すと?<br />
飯塚さん「『第二のホームタウン』ですかね。居る時間が長いけど、それが全然嫌にならない。普段着でいられるような街ですね」遠藤さん「ずばり、『ターミナル』。色んな所にアクセスができる場所。かわいい飲食店や女の子が行きたくなる可愛いスポットがある一方で、将棋会館など文化的な建物も多い。空港のように、色んな人が行き交う場所だと思います」中田さん「『穴場』ですね。いいところなのにまだ多くの人にバレていない。今後情報を発信していって、人に集まって欲しい気持ちもありつつ、人に教えたくないなという気持ちも半分(笑)。僕にとってダガヤサンドウは、肩肘貼らずに、自然でいられる場所。そこから人と人が繋がって、新しいエネルギーをこの街から生み出していけると嬉しいですね」<img class=”alignnone wp-image-210 size-medium” src=”http://dagayasando.jp/wp/wp-content/uploads/2018/08/1a32e4a599669c45cbb6f99a417e84b7-900×675.jpg” alt=”” width=”900″ height=”675″ data-mce-src=”http://dagayasando.jp/wp/wp-content/uploads/2018/08/1a32e4a599669c45cbb6f99a417e84b7-900×675.jpg” /><br />
「ダガヤサンドウTIMES」をサニーサイドアップと共に立ち上げたターミナル社。「ダガヤサンドウは人と人とが繋がる場所」という言葉が印象的でした。2020年には全世界から人々が集まるダガヤサンドウ。多くの人々が行き交う、まさに“ターミナル”となるこの街の未来が楽しみでなりません。

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profile
株式会社ターミナル  terminal Inc.

2013年設立のデザイン制作会社。
広告宣伝企画全般のプランニング・プロデュース、案件によってはブランディングから携わりデザイン制作を行っている。ポスターやカタログ制作といったグラフィックデザインをはじめ、webサイトデザイン・プロモーションビデオなどの映像制作など、紙媒体~web制作まで多岐に渡る制作を手がけている。